<韓半島最大規模地震>韓国には国レベルの断層地図がない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.14 09:42
マグニチュード5.8の慶州地震が12日に発生した後、13日午後8時までマグニチュード2.0を超える余震が278回も続いた。今回の慶州地震は気象庁が1978年に計器観測を始めて以来、規模だけでなく余震の回数でも過去の記録を更新した。地震活動は一連の地震で表れる。このうち最も規模が大きい地震を「本震」、本震の前に発生する地震を「前震」、本震の後に続く地震を「余震」という。慶州地震で本震はマグニチュード5.8の地震だ。
キョン・ジェボク韓国教員大地球科学科教授は「韓国ではその間、前震がほとんど表れなかった。今回の地震は活性断層で岩石が1次で破壊した後に前震が発生し、2次で大きく破壊しながら本震が発生したと見るべき」と説明した。余震が続いたのは岩石が少しずつ破壊する過程が続いているためと解釈した。
慶州地震は海でなく内陸で発生した。「梁山断層」という活性断層によるものだ。断層とは地層に割れ目が生じたものをいう。活性断層とは地震が発生したり発生する可能性がある断層をいう。