「韓国の貿易、1年半後には運賃高い日本・中国船に依存」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.12 07:49
「1年半後には海運業市況が良くなると予測する。その時から国内の輸出入業者は船を外国に依存しなければいけない」。
国内海運政策研究を総括する韓国海洋水産開発院(KMI)の梁昌虎(ヤン・チャンホ)院長(60)は「海運は景気循環事業であるため、また海運市況が良くなれば韓進(ハンジン)海運の不在が負担として作用することも考えられる」と述べた。梁院長はKMI政策動向分析室長、仁川(インチョン)大北東アジア物流大学院教授を経て先月末に就任した。
梁院長は8日、中央日報のインタビューで英国海運調査機関クラークソンの代表だったマーティン・ストップフォード氏の著書『マリタイム・エコノミクス』を引用しながら、回復と崩壊を繰り返す海運市場の特性を紹介した。梁院長は「1年半後からは国内輸出入業者は船を外国に依存しなければいけない」とし「韓進海運が消えれば日本や中国に高い運賃を支払うことになるだろう」と予想した。