韓経:住友・東レが韓国工場増設…電気自動車バッテリー素材の先占に動く日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.08 10:31
住友化学や東レなど日本の電気自動車(EV)バッテリー関連素材企業が相次いで韓国で大規模な設備増設に乗り出している。世界電気自動車市場が予想以上のペースで成長し、日本企業が迅速に動いている。
7日の日本経済新聞によると、住友化学は韓国大邱(テグ)工場に200億円を投資し、リチウムイオンバッテリーの発火を防ぐ膜「セパレーター(絶縁材)」の生産能力を2018年半ばまでに年間4億平方メートルに増やすことにした。今年初めの生産能力の4倍にのぼる。これを通じて電気自動車50万台分のバッテリー材料を供給できる能力を備える。当初の計画より増設時期を2年早めた。