韓米洗濯機の反ダンピング紛争、韓国が最終勝訴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.08 08:25
米国が標的ダンピング(targeted dumping)・ゼロイング(zeroing)を一緒にまとめて世界で初めて韓国製の洗濯機にかけた反ダンピング関税は協定違反だという世界貿易機構(WTO)の判断が出てきた。
WTO上訴機構は7日(日本時間)、2012年の韓国製の洗濯機を対象に米国がかけた9~13%の反ダンピング関税がゼロイングを禁止した反ダンピング協定違反だと判断した第1次パネルの判断が正しいとして再び韓国の手をあげた。
ゼロイングは輸出価格が内需価格よりも低い時(ダンピング)だけ合算して輸出価格が内需価格よりも高い時(マイナスダンピング)はゼロと処理して全体のダンピングマージンを膨らませる計算方式だ。