【コラム】朴仁妃の金メダルとサムスン電子の最高株価(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.01 09:22
おりしもサムスン電子は四半期営業利益が8兆ウォン(約7400億円)を超える驚くべき実績を出し、株価は160万ウォンを越えて過去最高値を更新した。サムスン電子の株価収益比率(PER)が13倍台に乗りアップルと対等になった。PERは1株あたりの純利益と比較して株価が何倍かを示す指標で、これが低いと実績のわりに企業が低く評価されていることを意味する。
サムスン電子のPERは長い間7~8倍にとどまってきた。PERの上昇はサムスン電子が「コリアディスカウント(韓国の企業価値が適正に評価されないこと)」から抜け出してグローバル企業としての成長性が正当に認められるようになったことを意味する。サムスン電子の海外売り上げおよび利益比率はことし90%を突破する見通しだ。32万人のスタッフのうち70%が海外人材で、韓国は10万人足らずだ。