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【時視各角】韓国的なサラリーマンの死(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 09:43
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笑顔を浮かべた顔だった。私は彼の遺影の前に国花(菊の花)を置いた。李仁源(イ・インウォン)ロッテグループ副会長(69)。彼は検察に出頭することにしていた先週金曜日(26日)の朝、京畿道楊坪(キョンギド・ヤンピョン)の散歩道で発見された。警察は「解剖検査の結果、自殺」だとしたが私たちは彼がなぜ死を選んだのか分からない。「霊肉が疲れきった」。端緒は遺書のその1行だけだ。

土曜日の夜、葬儀室には黒いスーツ、黒いネクタイ姿の役員たちが列をつくっていた。喪主のリボンをつけた葬儀委員の大部分が検察の捜査を受ける容疑者だ。一角に席を占めて李副会長がどんな人なのか尋ねた。

 
「『数字で語る』というロッテの経営哲学を象徴した人。辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長が旺盛に活動していた時に『雨がたくさん降る』と申し上げると『何ミリか』と尋ねた。社内の報告書もほとんど表になっているほどだ。それほどにち密で正確な総括会長に似た『リトル辛格浩』が李副会長だった」。

李副会長は「2015年初めまで総括会長が全てを決めた」「秘密資金はない」と遺書に記した。彼はなぜその話を検察に出て行って言えなかったのだろうか。とても生きては「総括会長の決定」を口にできなかったのか。43年働いて「サラリーマンの神話」と呼ばれた彼は、やはり死で黙秘しなければならない『未生』だったというのか。

彼の死も検察の捜査を防ぐことはできない。企業が、オーナーが犯した不正と腐敗があるならば、胴体を明らかにしなければならず、応分の処罰をしなければならない。ただし私は彼の葬儀室で「遅れた正義は正義ではない」という言葉を思い出さないわけにはいかなかった。

ロッテグループが好調だった李明博(イ・ミョンバク)政権時、朴槿恵(パク・クネ)政権初期にも検察が捜査に入っていたら今のように不明瞭な状況にはならなかっただろう。数年の時が流れて認知症問題に包まれた高齢(95歳)の辛総括会長を刑事処罰しにくくなった。検察としては辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長へのつながりの輪が必要だった。その輪に指定された李副会長は自身が状況の責任を負うほかはないと判断した可能性が高い。


【麎視各角】韓国的なサラリーマンの死(2)

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