隠しカメラに飲酒暴行…韓国水泳界の終わりなき波紋
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 08:40
韓国水泳界に醜悪な事件が続いている。OB・現職の国家代表選手が関わった「鎮川(ジンチョン)選手村隠しカメラ」事件の波紋が広がっているなか、オリンピック(五輪)で選手を指導したコーチの泥酔暴行事件まで起きた。
ソウル江東(カンドン)警察署関係者は「元水泳国家代表Aが2009年12月から翌年4月の間に京畿(キョンギ)地域の高校プールの女性更衣室に隠しカメラを設置したという情報を入手して捜査している」と29日、明らかにした。Aは国家代表だった2013年、鎮川選手村のプール女子更衣室に隠しカメラを設置して映像を撮った容疑(性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反)で警察に書類送検されて今月2回の取り調べを受けた。この過程でAが過去にも同じような手口で盗撮していた事実が追加で明らかになったのだ。警察は28日、Aに過去の犯行について確認し、Aはこの容疑を認めているという。