韓国政府と日本政府、通貨スワップ再開交渉開始へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.28 10:23
韓国政府と日本政府が通貨スワップ再開に向けた交渉を始める。
柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官と日本の麻生太郎財務相は27日、ソウルで開かれた韓日財務対話でこのように合意した。会議後に配布した共同報道文を通じ韓日両政府は「両国政府は通貨スワップ協定の具体的状況に対し協議を開始することで合意した」と発表した。
今回の交渉再開は韓国政府の提案によるもの。柳副首相は会談直後の記者懇談会で、「韓国が通貨スワップ議論を提案し日本が同意した。これから議論を始めることになり、実際の通貨スワップ再開までは数カ月かかる」と説明した。韓国政府はこの日共同報道文を通じ「韓国政府は両国間の経済協力をさらに強化し、その一環として両国間で同額の通貨スワップ協定を締結することを提案した。この通貨スワップ協定は域内の金融安定に寄与するだろう」と明らかにした。柳副首相は就任前の1月11日に行われた国会聴聞会で、外国為替健全性対策として「(中断された)日本との通貨スワップ再開など、通貨スワップ拡大を考える価値はある」と話したりもした。