<平和オデッセイ2016>海路革命の北極航路、韓国は沿海州をつかめ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.25 13:11
沿海州は数年以内に本格的に開かれることになる北極航路の要所という点にも注目しなければならない。ソウル大学のキム・テユ教授は「昔から航路が開かれて文明が発達した」として北極航路が韓国にまたとない機会だと強調した。現在国際貿易は大西洋・太平洋航路を中心にインド洋が補完して行われている。だが地球温暖化は北極を開いている。
北極航路を利用すれば釜山(プサン)~ロッテルダム間の運航距離はスエズ航路に比べ32%(2万2000→1万5000キロメートル)、運航日数は10日(40→30日)短縮される。韓国としてはまたとない機会だ。スエズ~インド洋~マラッカ海峡は航路が長いだけでなく、南シナ海紛争の懸念のため安保次元からも不安要因を持っている。