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<疲れた人脈社会、韓国>(下)食事・酒・カラオケも1人で…(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.23 13:15
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「今日は絶対に私の好きなようにする日」。5日を会社員チュ・ソンミンさん(27)はそう決めた。暑さが少しやわらぐ午後5時頃、チュさんはソウル延禧洞(ヨニドン)にある酒場に向かった。カクテル1杯を注文してカバンから普段読みたかった本を取り出した。本を読む間チュさんを邪魔する人は誰もいなかった。チュさんの夏期休暇中の一日はこのようにして過ぎ去った。

「1人で遊ぶ」というのは非社会的形態と認識されてきた。社会的関係を拒否して外部と断絶したまま生きていく「引きこもり」または「コクーン(cocoon:蚕のまゆ)族」は非正常的な存在として描写されたりもした。だが数年前から「1人で遊ぶこと(1人遊び)」は若年層を中心に特異な現象ではない1つの文化として広がり始めた。

 
中央日報の調査研究チームが国内の成人男女1000人を対象に行ったアンケート調査(5月25~26日)によれば回答者の49.5%が「以前に比べ1人でいる時間を楽しむ」と答えた。1人で映画を見たり旅行に行ったりする人も多くなった。映画館チェーンCGVによれば2013年に8.1%だった1人観客の割合は昨年は10.7%まで増えた。旅行会社ハナツアーは2013年に約7万8000人(全体旅行者の4.3%)だった1人旅の予約が昨年は20万6000人(8.9%)に増えたと明らかにした。

1人でご飯を食べ、酒を飲み、クラブに行く「1人遊び族」たちはもはや社会不適応者でも、のけ者でもない。彼らは絡み合った人脈社会でのストレスを解消してエネルギーを充電するのだと話す。

仮想の人間関係網であるソーシャルネットワークサービス(SNS)は1人遊び文化を広めた。物理的な空間に1人でいてもSNSを通した仮想での人間関係は続く。1人でご飯を食べながらもフェイスブックやインスタグラムにご飯を食べる様子の写真をアップして他人とリアルタイムで疎通する。もちろんこれさえも拒否する断絶型の1人遊びもある。先月1週間日本の大阪に1人旅をしてきたチョン・ユジンさん(34)は出国前にわざと携帯電話のローミングサービスを申し込まなかった。チョンさんは「不便を甘受してでも日常での関係と距離を置きたかった」と話した。


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