韓経:日本「1億総活躍相」のような組織作れない韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.23 09:42
日本の安倍晋三首相は昨年10月7日、内閣に「1億総活躍担当大臣」という職責を新設した。少子化対策を専門に担当する特命大臣だ。合計出産率(妊娠可能な女性1人あたりの平均出生数)を1.4人から1.8人に引き上げて50年後にも人口1億人を維持することが目標だ。核心側近の加藤勝信官房部副長官を座らせて力を加えた。
日本政府はこのように少子化・高齢化・労働改革など中長期的な課題の責任を負う大臣と関連組織を内閣に多数置いている。安倍首相は3日にも「働き方改革担当大臣」を新しく作って労働者の休暇の減少率向上などのための政策を開発するようにした。カン・ヘリョン梨花(イファ)女子大学経営学科教授は「安倍首相は信任する最側近を特命大臣に任命すると同時に、政策目標を直接的に言及している」として「特命大臣に責任を負わせると同時に国民的な関心を引くための目的」と説明した。