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韓経:【コラム】韓流vs寒流、結局はコンテンツだ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.22 10:47
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はっきりと言い切れる証拠はなくても疑いのある事例が多ければ事実である可能性が高い。THAAD(高高度ミサイル防衛)体系の韓国配備決定後に提起された中国の「韓流制裁報復説」がそうだ。

THAAD配備決定後に伝えられた中国発の疑い事例は1つや2つではない。韓流スターのファンミーティング中止からドラマ出演の中断、出演した芸能番組のいわゆる「カット編集」論議まで事例も多様だ。

 
◆全く新しくない「中国リスク」

中国最大の動画サイトYouku・Tudou(優酷土豆)は6日に北京で開く予定だった俳優キム・ウビンとmiss Aスジのファンミーティングを「不可抗力的な理由」として中止にした。女優ユ・インナが主演したドラマの撮影中断、今月上海で開く予定だった人気アイドルグループEXOのコンサートキャンセル、中国版『私は歌手だ』に出演して韓流スターに浮上した歌手ファン・チヨルが出演した芸能番組の大幅カットなどが続いた。19日から撮影を始める予定だった韓中合作映画『江原道(カンウォンド)』の突然の制作中断、10月までに予定されていた国内人気ミュージカル公演の中国5都市巡演日程の大幅縮小、エンターテインメント企業の株価下落なども相次いだ。

中国政府がTHAADに関して韓流コンテンツを制限するよう公式に指示したという証拠はない。だが中国側の人々は誰が指示したとだけ明らかにしなかっただけで、一様にTHAADが原因だと目星をつけている。韓国番組制裁令、すなわち「限韓令」があるということだ。

韓流コンテンツに対する中国政府の制裁は初めてではない。中国はこれまでも外国コンテンツに対し持続的に制裁の強度を高めてきた。今年6月、中国の国家新聞放送通信委員会は自国コンテンツ保護のために1年に1本以上の新規外国版権番組の放映を禁止した。またゴールデンタイムには年に2本以上の外国版権番組が放映できなくした。

◆コンテンツの品質が問題だ

THAAD配備の決定後にあらわれた問題は、韓流の行き過ぎた中国偏重だ。中国は韓流コンテンツ輸出額の40%ほどを占める最大の韓流消費国だ。韓国コンテンツ振興院によれば2013~2015年に中国全体の芸能番組で韓国フォーマット芸能番組が占めた割合は計43.3%に達した。

中国だからと言ってこうした状況をひたすら手離しで見物しているわけにはいかない。もしかしたらTHAADは「泣きたい時に頬をぶたれた」複合処方かもしれない。中国は映画・ドラマ・音楽などへの合作投資、自らの製作などによって脱韓流を図っている。ブルームバーグによれば今年上半期に中国企業が韓国のエンターテインメント企業を買収合併したり投資したりした金額は1億6130万ドル(約1830億ウォン)で昨年の全体投資額(1億1080万ドル)をはるかに上回った。中国資本が集まりながら韓国内の芸能産業が中国の下請け生産基地に転落する恐れがあるという憂慮が出てくるほどだ。中国の好みにだけ合わせていたらコンテンツが不十分になるという指摘もある。

中国が韓流の一方的な輸出対象ではなく競争相手という点を考慮すれば新たな戦略が必要だ。危機に打ち勝つ力は結局はコンテンツから出てくる。市場は広い。アジア圏だけでなく新しい韓流市場として浮上しているアラブ圏をはじめ欧州・アフリカ・アメリカまで市場を多角化するために必要なコンテンツ競争力を備えることが急務だ。

ソ・ファドン文化部長

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