<外交官脱北>「ロンドンのテニスクラブで韓国側と初めて接触」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.20 11:30
北朝鮮のテ・ヨンホ駐英公使が先月中旬、韓国側の人物に会って亡命意思を伝え、夫人と2人の息子とともに下旬に英国から韓国に直行したと、複数の消息筋が19日伝えた。テ公使と韓国側の最初の接触は、テ公使が通っていたロンドンのテニスクラブであったという話が出ている。
匿名を求めた対北朝鮮消息筋は「テ公使が2人の息子とともに通っていたテニス場で韓国側の人物に会い、そこで亡命の意思を初めて明らかにしたと把握している」とし「テ公使は海外公館で勤務したため、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の資金管理に関与した可能性もある」と話した。タイムズやBBCなど英現地メディアは、テ公使がロンドン西部の北朝鮮大使館付近にあるコルムバテニスクラブに通っていたと報じた。