韓国経済副首相「ブレグジット? 韓国の生きる道はKorenter」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.18 17:24
「コレンター(Korenter:korea enter)」
18日、柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官が対外経済長官会議で投げかけたキーワードだ。「ブレグジット(Brexit・英国の欧州連合脱退)」に象徴される新孤立主義に対抗して韓国が生き残る道はどうにかして自由貿易体制を守り、入る(enter)ことだという意味からだ。このため次第に高まる関税・非関税障壁の解消に積極的に乗り出して新たな自由貿易協定(FTA)の交渉も急ぐという立場も明らかにした。
柳一鎬副首相兼企画財政部長官は18日「韓国政府は保護貿易主義と新孤立主義の克服を導いていく先導国家を目指す」としながら「今後予定された2国間・多国間の首脳外交と部署別の高官級会議を活用してあらゆる形態の保護主義を排撃していく」と明らかにした。さらに彼はキム・ヨンウク金融研究員常勤諮問委員が中央日報に寄稿したコラム「コレンターが生きる道だ」を引用した。彼は「韓国の開放指向戦略の持続が重要だという趣旨で『コレンター』という表現を使ったりもするが、示唆するところが大きいと考えられる」と述べた。