今度は漁船300隻…中国が3日連続で尖閣進入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.08 09:10
中国が日本と領有権を争っている尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺に連日海警局の船舶を派遣して日中両国の対立が大きくなっている。NHKは7日午前、中国海警局の船舶9隻が尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域(沿岸から12~24カイリ、22~44キロメートル)を航行し、2隻は日本の領海を侵犯したと報道した。中国海警局の船舶と漁船の接続水域同時航行は5日から3日連続で続いた。
日本政府はすぐに反発した。外務相の杉山晋輔事務次官は5日、程永華駐日中国大使を呼び「容認できないこと」として抗議したのに続き、7日には電話をかけ「領海侵入は日本の主権を侵害するもの」と話した。
5日に中国海警局の船舶2隻が尖閣諸島周辺の日本領海に進入した。中国漁船6隻の周辺を回る姿がとらえられた。日本の海上保安庁は海警局の船舶が機関砲と推定される物体を装備していたと明らかにした。6日には海警局の船舶7隻が漁船約230隻を護衛し接続水域に入ってきた。7日には漁船300隻余りが同時に接続水域で航行した。