韓国人2人、人民日報にTHAAD反対寄稿
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.01 07:31
中国共産党機関紙の人民日報が高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備に反対する韓国人の寄稿を相次いで掲載し、論議を呼んでいる。
人民日報は先月31日付の3面上段にTHAAD配備に反対するイ・サンマン慶南大極東問題研究所教授の寄稿を載せた。これに先立ち先月25日には星州(ソンジュ)郡民の一人としてTHAADに反対するという金忠煥(キム・チュンファン)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)業務革新秘書官の寄稿を掲載した。金氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領時代の2006-2007年に青瓦台で勤務した。イ・サンマン教授は「THAAD配備は韓半島問題の解決をさらに難しくする」と題した寄稿で、「韓国のTHAAD配備は韓半島の平和統一と国民の安定を無視するものであり、米国の利益に基づく非戦略的な決定」と主張した。