「愛国者、iPhone壊す」…中国SNS認証ショット流行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.21 07:29
中国ネットユーザーの間でiPhoneを壊し、これを撮影して「認証ショット」を載せる行為が流行している。8日にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所(PCA)で南シナ海領有権関連の判決が出てから表れている米国商品排斥運動の一環だ。
安徽省の20代の男性はハンマーで自分のiPhoneを壊す場面を撮影した動画をインターネットに掲示した。この男性は「米国の物を使えなくしよう」と話し、iPhoneをハンマーで叩く場面を撮影して載せた。
ある女性は「南シナ海情勢が緊張している。私たちはまた米国商品排斥運動を始める。まず私からiPhoneを壊した」というコメントとともに、液晶画面と裏面を壊す場面を撮影して掲載した。職業が歌手だという男性も壊されたiPhoneの写真とともに「日本との領土紛争当時、日本製のカメラを壊したことを思い出す。今はiPhoneとiWatch、MacBookをつぶす。皆さんも後に続いてほしい」と書いた。微博(ウェイボー)で「愛国者、iPhoneを壊す」と入力すれば、似た事例がいくつも検索される。