ポケモンGO、韓国にも好影響? テーマ株ブームに沸くが現実は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.15 09:00
世界的「ポケモンGO」ブームが韓国株式市場にまで影響を及ぼしている。バーチャル・リアリティ(仮想現実、VR)ゲーム開発会社のハンビッソフト、エムゲーム、ドラゴンフライなど関連メーカーの株価が連日大幅に上昇した。14日、ハンビッソフトの株価が前日より19.85%上昇した。前日には29.96も値上がりした。韓国ではではまだポケモンGOを正式に楽しむことができない。それでもメーカー群全体に反映された期待感が株価を吊り上げた。いわゆるテーマ株現象だ。
だとすれば、今、ポケモン関連のテーマ株に投資することは良いのだろうか。専門家は、慎重論を提起している。オーグメンテッド・リアリティ(拡張現実、AR)を利用したポケモンGOのゲームとテーマ株企業が発売を控えたバーチャル・リアリティ(VR)ゲーム市場の展望が少し異なるからだ。イ・チャンヨンユアンタ証券研究員は14日「ポケモンGOが大きなブームになった理由はVRゲームのように高価な装備が必要なく、めまいが多く出ていないため」と説明した。先立って韓国内で発売されたVRゲームの場合、利用者の動きの速度に画面がついて来られず、めまいが出るケースが多かった。