トランプ氏「韓米FTAで貿易赤字2倍、雇用10万件が消えた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.29 10:14
11月の米国大統領選挙で事実上の共和党候補ドナルド・トランプ氏が韓米自由貿易協定(KORUSFTA)によって対韓国貿易赤字が2倍に増えたと主張した。
トランプ氏は28日(現地時間)ペンシルバニア州で自身の貿易政策を発表しながら「2012年にヒラリー・クリントン元国務長官が韓米FTAを押しつけた」として「これによって貿易赤字が2倍に増え、雇用は10万件が消えた」と話した。
ペンシルバニアは代表的な米国中西部の「ラストベルト(衰退した工業地帯)」地域で、トランプ氏の核心支持層である低学歴の白人男性らが数多く居住している。選挙人団も20人も配分されトランプ氏の立場としては選挙勝利のため決して見逃せない場所だ。