中国・インド艦艇、釜山に来ても南シナ海神経戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.29 09:33
米国と中国の南シナ海摩擦がインド艦艇を媒介して先週、釜山(プサン)で再現された。
釜山海軍基地に偶然にほぼ同じ頃に入港した中国艦艇とインド艦艇が露骨に神経戦を繰り広げたのだ。インドは米国と協力関係である一方、中国とは国境紛争まで行った敵対関係だ。特に釜山海軍作戦司令部の中には駐韓米海軍司令部(CNFK)まであり、不穏な場面が何度も演出された。
3カ国の海軍間の感情対立はインド艦艇が22日に釜山海軍基地に入港しながら始まった。Sahyadri艦(6200トン)を主軸にした3隻だった。Sahyadri艦は対空ミサイル能力が強化された護衛艦で、2012年に実戦配備されたインド海軍の最新艦艇だ。艦艇の甲板に設置された垂直発射台32基にはバラク(Barak-1)対空ミサイルを発射できる。インド海軍は10~17日、日本の海上自衛隊とともに米国との定例訓練「マラバール(Malabar)」を終えた後だった。