英国を分裂させたキャメロン首相、どの結果出ても政治的打撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.24 09:02
英国の欧州連合(EU)脱退(ブレグジット)の有無を問う国民投票が23日に行われながら2013年にブレキジットの国民投票を公約として前面に出したキャメロン首相の責任論がふくらんでいる。
当時キャメロン首相は保守党内のEU懐疑論者をなだめて党分裂を防ぐために「2015年の総選挙で私が再選したらブレグジット国民投票を実施する」と約束した。保守党はその年の総選挙で勝利したが、公約であるブレグジット国民投票を実施する過程で、保守党はもちろん英国全体により大きな分裂と摩擦を起こした。フィナンシャルタイムズ(FT)のコラムニストであるマーティン・ウルフ氏は「党内摩擦の縫合を国家の未来よりも優先視したキャメロン首相の判断のために英国が大きな打撃を受けることになった」と批判した。