【取材日記】日本は東海で石油を掘るが、韓国は開店休業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.09 07:48
日本メディアが33年ぶりとなる自国内の油田開発を次々と伝えている。産経新聞は7日、山口県の北東140キロ沖合で日本政府が試掘調査を進行中だと報じた。調査地域は慶尚北道浦項(ポハン)から約150キロ沖合の東海(トンヘ、日本名・日本海)上にある。日本政府も「6-8月の試掘を通じて商業化できるかどうか最終決定する」と報道を認めた。商業化に成功すれば日本領土内の油田開発は1983年以来となる。
韓国のエネルギー専門家らは「すでに3次元調査を終え、掘削船を投入したというのをみると、相当な埋蔵量があると推定される」と分析した。日本の新しい油田から西側に100キロ離れた地点には東海1ガス田がある。1998年に韓国石油公社が開発し、現在でも年間40万トンのガスが生産されている。2008年に東海のガス田開発に参加したソウル大のパク・グンピル招待教授(エネルギー資源工学科)は「日本の調査結果は、距離が近く地層構造が似ている国内の東海油田開発にも役立つだろう」と述べた。