駐韓米国大使「韓国、TPP加入するには貿易・労働の改善必要」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.02 09:57
マーク・リッパート駐韓米国大使が「韓国は韓米自由貿易協定(FTA)の完全履行を急がなければならない」と述べた。彼は「両国の経済関係の核心の柱である韓米FTAは、非常に水準の高い協定であり世界的な羨望を買う1つのモデルになっている」として「持続的に履行されているが時々非常にゆっくりと履行されている面がある」と指摘した。
リッパート氏の発言は、韓米FTA発効後に米国の対韓国貿易赤字が累積していることに対する米国内の不満世論を反映したものとみられる。この日の講演には米国大使館側の招きでソン・インチャン企画財政部国際経済管理官、ユ・ミョンヒ産業通商資源部自由貿易協定交渉官、チョン・ジュノ外交部2国間経済外交局長ら通商関連部署の幹部が参加した。