【時論】『太陽の末裔』シンドローム後、韓流を生き返らせるには(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.18 13:14
KBS(韓国放送公社)のドラマ『太陽の末裔』が大ヒットしながらドラマ韓流が再び生き返ればという期待が高まっている。このドラマは視聴者たちが俳優ソン・ジュンギとソン・ヘギョなどが描き出した海外派兵地のロマンスにはまって38%という高い視聴率で幕を下ろした。『星から来たあなた』以降、停滞していた国内ドラマ市場にとっては恵みの雨のような存在になった。放送局はおかげでブランド価値を一層高めた。
映画投資・配給会社NEWもKBSとの合弁制作会社「太陽の末裔文化専門有限会社」を作ってドラマ制作に乗り出し初めての作品で大ヒットした。事前制作は失敗するという通説も打ち破った。NEWによればこれまでに製作費130億ウォンを超える143億ウォンの売り上げを記録した。30カ国余りへの輸出と付加商品販売などでも数百億ウォンの収益が予想されている。出演した俳優たちは一躍韓流スターに浮上し、劇中での軍隊の語り口が流行したりもした。この作品は政界でも常連の広報素材として愛用されるほどのシンドロームを起こした。ドラマ韓流が再点火されながら「消えない花火」になろうとすれば、どのようにすべきかについて多くの課題を抱かせた。