韓経:「トランプの『韓国防衛費100%発言』は交渉用…FTA再検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.17 09:55
米国共和党の大統領選挙候補として事実上確定したドナルド・トランプ氏の外交担当補佐役であるワリド・ファレス米BAU国際大学副総長(59)は、韓国が在韓米軍の駐留費を100%負担すべきだというトランプ氏の主張は交渉用だと話した。トランプ氏が韓米自由貿易協定(FTA)も原点から再検討することを望んでいるが、すべての協定内容を取り消そうというものではないと説明した。
トランプ大統領選挙陣営で外交政策を担当するファレス氏は13日、ワシントンDCで行われた聯合ニュースとのインタビューで、トランプ氏の在韓米軍駐留費100%韓国負担発言に関して「同盟間の公平な負担という原則のもとで今後、韓国政府との交渉から得る最大値を提示したもの」としながら「現時点では数字を論じることに大きな意味はない」と話した。彼は「韓国にもっと負担してもらうようにすることが私たちの基本的な立場」としながら「トランプ氏が執権すれば韓国政府と(駐留費)交渉を始めるだろう」とつけ加えた。