韓国環境部、日産キャシュカイの排ガス不正確認…リコール命令予定(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.16 11:59
韓国で市販中のディーゼル車のうち、フォルクスワーゲン・ティグアンに続いて日産キャシュカイ(デュアリス)でも走行中に排ガス低減装置の作動が中断するよう不正操作されていたことが、環境部の調査で明らかになった。低減装置の作動が中断すれば、排ガスは増えるが自動車の燃費は良くなるという。
環境部は16日、「国内で市販中のディーゼル車の一つ、韓国日産キャシュカイで排ガスを不法操作する任意設定があったと判断し、該当車両の認証を取り消すほか、まだ販売されていない車両は販売停止にする」と明らかにした。
環境部は昨年11月以降に国内で販売されたキャシュカイ814台に対して全量リコール命令を出す計画だ。この車種を輸入・販売した韓国日産(株)に課徴金3億3000万ウォンを科し、製作車排出許容基準違反と認証違反容疑で韓国日産社長を刑事告発する予定だ。