「カンヌでもことし釜山映画祭が開催されるのか関心高かった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.13 10:39
「ことしでカンヌを訪れるのは21年目ですが、いつもより肩の荷が重いですね」
第69回カンヌ映画祭が開幕した11日(現地時間)、フランス・カンヌで金東虎(キム・ドンホ)釜山(プサン)映画祭名誉執行委員長(79)に会った。金委員長は最近、釜山映画祭の初めての民間組織委員長に委嘱され、内部のごたごたでひっくり返っている釜山映画祭の問題を解決する切り札として注目されている。金委員長は釜山映画祭がスタートした1996年から2010年までは釜山映画祭執行委員長として、その後は名誉執行委員長として毎年カンヌを訪れている。
金委員長は「組織委員長の提案を受けて心配が多かったが、映画祭の開催が残すところ5カ月を切っている時点で問題が大きくなるのを見ているばかりはできなかった」とし「これまで釜山市長が職権上の職責として務めてきた組織委員長を初めて民間に譲るので、まさにこれが映画祭の自律性と独立性の実現に向けた第一歩となる」と述べた。