カンヌ開幕、『お嬢さん』『哭声』『釜山行き』など韓国映画5本招待…快挙
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2016.05.12 16:41
第69回カンヌ映画祭が11日、開幕した。ことしは韓国映画が5本も招待を受けて映画ファンの関心も異例の高さを示している。
『お嬢さん(アガシ)』(パク・チャヌク監督)はコンペ部門に、『哭声』(ナ・ホンジン監督)は非コンペ部門、『釜山行き』(ヨン・サンホ監督)はミッドナイト・スクリーニングに進出した。『1キログラム』(パク・ヨンジュ監督)と『ヒッチハイカー』(ユン・ジェホ監督)はそれぞれシネフォンダシヨンと監督週間に招待された。コンペ部門への進出は2012年『お金の味』(イム・サス監督)と『3人のアンヌ』(ホン・サンス監督)以降4年ぶり。韓国映画のプライドを守ったといってもいいだろう。
『お嬢さん』は1930年代を舞台に、莫大な財産を相続することになった貴族の子女と彼女の財産を狙う伯爵、そして伯爵に雇われた下女をめぐる事件を描く。キム・ミニ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌンらが共演しているということで企画段階から話題を集めた。1500対1のオーディション競争率を破って主演を獲得した新鋭のキム・テリにも関心が集中した。7年ぶりにカンヌ映画祭に登場するパク・チャヌク監督が同作でどのような成果を収めるかにも注目が集まっている。『シークレット・サンシャイン』の主演女優チョン・ドヨンに続き、キム・ミニがカンヌで主演女優賞を受賞するのか、パク監督が映画『オールドボーイ』(2004)でグランプリと映画『渇き』(2009)で審査員賞を受賞したことに続き、再び受賞の喜びを味わうのかにも期待が集まっている。