<中央日報-CSISフォーラム>「韓中関係強化と韓米友好は並行可能」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.05 14:02
米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン上級副所長はセッション「望ましい北東アジア協力」で、「韓国が中国との関係を強化しながら友好的な韓米関係を続けることは可能」と強調した。朴チョル熙(パク・チョルヒ)ソウル大教授は「韓国は域内で中進国でなく中心国になるべきであり、その資格がある」と述べた。
韓米政府が交渉中の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系導入問題をめぐっても活発な議論があった。朴教授は「中国の圧力のためにTHAAD配備をしない、米国の影響でTHAADを配備する、という2つの選択はともに残念なことだ」とし「あくまでも韓国が決める問題」と主張した。キャンベル元米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は「THAAD論争は中国にとって一種の『学習機会』だった」とし「韓国を相手にするうえで中国ができること、できないことがあるという点を学んだはず」と話した。
◆グリーンCSIS上級副所長