平昌五輪組織委員長に元経済官僚の李熙範氏が内定…期待と憂慮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.04 07:51
趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の後任に李熙範(イ・ヒボム)元産業資源部長官(67)が平昌(ピョンチャン)オリンピック組織委員長に内定した。
組織委は趙亮鎬前委員長の辞任後、業務の空白を最小化するために各界の意見を聞き、李元長官を委員長候補に内定したと3日、明らかにした。組織委の関係者は「海外公館勤務経歴がありグローバルマインドを持ち、元経済官僚らしく予算の効率的執行管理にも寄与すると期待する」と説明した。李氏は執行委員会と委員総会を経て、文化体育観光部長官の承認が出れば就任する。
ソウル大電子工学科を卒業した李熙範氏は1972年に行政考試に首席合格した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領在任中の2003年12月から2006年2月まで第8代産業資源部長官を務めた。退任後はSTXグループエネルギー部門総括会長、LG商事代表取締役を務めた。2008年には光州(クァンジュ)夏季ユニバーシアード招致委員長を引き受けた。唯一のスポーツ関連の肩書だ。しかし当時、2013年大会の招致競争で光州はロシアのカザンに敗れた。