<韓国・イラン首脳会談>541キロの鉄道建設仮契約など…韓国、歴代最大の経済外交成果
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.03 09:43
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韓国・イラン政府は2日、テヘランのサアダーバード宮殿で、経済分野59件を含む計66件の了解覚書(MOU)を締結した。青瓦台の関係者が署名式の前、協定文を検討している。
韓国は今回の首脳会談を契機に、中東の最後のブルーオーシャンと呼ばれるイランで最大52兆ウォン(約5兆円)規模の事業を受注するきっかけを作った。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は経済分野59件を含む66件の了解覚書(MOU)を締結するなど、歴代最大の経済外交成果を出したと2日、明らかにした。インフラとエネルギーの再建など30件のプロジェクトでMOUや仮契約を通して確保した受注可能金額は371億ドルで、一部の事業の2段階工事まで勘案すると受注可能総額は456億ドル(52兆ウォン)に増える。
政府はインフラ輸出とともにイランの石油・ガス輸入を通じて両国の貿易規模を2012年の経済制裁以前のレベルに増やす計画だ。2011年の両国の貿易規模は174億ドルだったが、昨年は61億ドルにすぎなかった。