今度は装甲車・ミサイル部品の価格操作で9億ウォン横領=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.02 11:28
韓国の陸・海軍の主力砲に「偽物部品」が入っていた事実が摘発されたのに続き、装甲車・誘導ミサイル・戦闘機の部品価格も水増しして国民の税金が浪費されていた端緒をつかみ検察が捜査中だ。検察は400億ウォン(約37億円)台の海岸複合監視体系導入事業の不正に現職軍務員がかかわっていた事実も確認した。
ソウル中央地検の防衛事業捜査部は先月28日、防衛産業部品企業E社のパク次長(42)を横領・詐欺などの容疑で拘束したと1日明らかにした。E社は装甲車に入る送弾装置や戦闘機の油圧タンクなど核心部品を納品する企業だ。