<北京モーターショー>中国車、過去は問わないで下さい(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 09:57
1/2
25日に中国・北京国際展覧センターで開幕した「2016北京モーターショー」は中国ローカルブランドの崛起だった。重慶から北京まで2000キロメートルの走行に成功した長安自動車の無人自動運転車「睿騁」。
25日に開幕した北京モーターショーの最初のメディア行事は中国の自動車メーカー長安自動車の担当だった。この日長安自動車は独自に開発した半自動運転車「睿騁(Raeton)」を公開した。睿騁は本社がある重慶から出発して、四川省、河南省などを経てモーターショーが開かれる北京まで約2000キロメートルを無人技術で走ってきた。車両には前方カメラ、前方レーダー、高精密地図などの装備が搭載された。長安自動車の朱華栄代表は「車線変更と追い越し、信号・音声認識などに成功し、6日間で2000キロメートルの走行を事故を起こすことなく終えた。これは中国のローカルブランドの自尊心」と話した。彼は「2018年ごろに自動運転技術を一部搭載した自動車を発売する予定」と付け加えた。
中国の自動車メーカーが海外ブランドを追いかける追撃者から、技術を先導するリーダーに生まれ変わっている。世界最大の内需市場を基に急成長したのに続き、自動運転車やエコカーで大きな頭角を現わしている。上海自動車、第一自動車、東風自動車の中国3大自動車メーカーを含め70余りのローカルブランドが参加した今年の北京モーターショーで技術力の相当部分が明らかになった。
LeEcoは自動運転電気自動車の「LeSEE」を展示した。コンセプトカーだが、最高速度は時速209キロメートルに達する。LeEco関係者は「独自開発したソフトウェアとネットワークを使って自動運転を行う。最近テスラが公開した『モデルS』より性能面で一歩先を行く車」と主張した。自動運転モードに転換するとハンドルは完全に折りたたまれるという。LeEcoはIT企業LeTVの子会社だ。