「韓国人専用402ビザのおかげでオーストラリア就職に成功」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.22 15:04
「ちゃんとした月給をもらって働き、家族と一緒に過ごせる時間が多かったのでいいなと思いました」。
韓国言論振興財団とオーストラリア外務貿易省が企画した韓-オーストラリア言論交流プログラムを通じて、今月12日にオーストラリアの中小都市ダボで会ったユン・サンリュルさん(31)は海外就労の動機をこのように説明した。ユンさんはシドニーから約400キロ離れたトボ地域の在郷軍人会館(RSL club)で料理人として働いている。この地域には80人余りの韓国人が暮らしている。
ユンさんは「ここにくる前に京畿道水原(キョンギド・スウォン)のベトナムレストランで2年間働いた」とし「毎日午前10時から12時間働き、週末も休むことができず家族と一緒に過ごす時間が全くなかった」と話した。それで「どうしたら仕事と家庭を両立できるか」と悩んだ末、海外就労を決心したという。ユンさんは「2009年ワーキングホリデープログラムで来たことのあるオーストラリアが真っ先に頭の中に思い浮かんだ」とした。ユンさんは料理人としての経歴が認められて就職に成功し、週給800豪ドル(約6万8000円)をもらって一日8時間、週5日働いている。