<熊本地震>「私がたくさん買えば他の人が困る」…住民の食品買い占めはなかった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.19 11:35
18日午前6時、九州熊本市中央区のコンビニ。夜明け前だが、店内には住民10人ほどが列をつくっていた。飲み水やパン、おにぎりなど非常食を購入するためだった。
前日に比べて商品はかなり増えたが、それぞれ1つか2つの袋を手にしてコンビニを出てきた。主婦のAさん(38)は「電気と水道・ガスが止まって家で食事の準備ができなくなり、家族4人の水4本とおにぎり8個を買った」と話した。「なぜ食料品をもっと購入しなかったか」と尋ねると、「たくさん買えば他の人が朝食を取れなくなる」という答えが返ってきた。また「2日前までコンビニや飲食店が閉まっていて大変だったが、よかった」と言って笑った。