余震400回「恐怖で眠れず」…トヨタ工場は生産中断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.18 09:30
熊本県でマグニチュード7.3の強震が発生した16日。夜になり暗くなると雨が降り風も強く吹いた。2度の強震に耐え抜いた住宅と建物は続く余震に揺れ続けた。地盤が弱くなった状態で追加の土砂崩れと建物崩壊の可能性がさらに大きくなった。救急車と消防車、パトカーが休む暇もなくサイレンを鳴らして道路を行き交った。住民らは避難所と車の中で恐怖に震えほとんど眠れずに夜を明かした。
17日明け方まで九州一部地域には1時間当たり最高30ミリの豪雨が降った。突風が吹く所もあった。午前5時にホテルを出発して益城町に向かった。前日午後には片側の壁と屋根がつぶれながら建ち続けていた伝統家屋は完全に崩壊した。路地は崩れた石垣と建物の残骸で埋もれた。前日の土砂崩れで7人が死亡した南阿蘇村に続く道路は途切れている。あふれた土砂が一部区間を覆った上に所々で破損しており車両の通行が禁止された。この日南阿蘇村では住民ら11人と連絡が取れず自衛隊と警察が捜索作業を始めた。