<韓国総選挙>朴大統領、日程を空けて沈黙…報道官の2行の論評だけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.15 11:28
朴槿恵(パク・クネ)大統領は14日、すべての公式日程を空けた。総選挙に関連する発言も公開されなかった。
セヌリ党惨敗という総選挙の結果を聞いた朴大統領は「少数与党」政局を切り抜けていくことについて一日中悩んだと、複数の参謀が伝えた。それほど朴大統領には危機だ。セヌリ党122議席だけでは国政運営が事実上不可能であるからだ。
朴大統領が意志を持って推進してきた労働改革など4大改革はもちろん、経済活性化法案の処理が水の泡となる雰囲気だ。院内第1党の地位までも共に民主党に明け渡し、レームダックなしに国政課題を遂行するためには野党の協調を得るしかない状況となった。