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韓国国防部「北朝鮮5次核実験、弾道ミサイル発射準備」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.14 16:01
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北朝鮮が東海岸一帯で中距離弾道ミサイルの「ムスダン(BM-25)」の発射を準備中で、軍がこれについて対備態勢を強化したと文尚均(ムン・サンギュン)国防部報道官が14日明らかにした。文報道官はこの日、定例記者会見で中長距離弾道ミサイル発射の動きがあるという一部報道に対する確認要請を受けて「そのような可能性があるとみて監視を強化し備えている」としながら「継続して追跡・監視をしながら対策を講じている」と話した。北朝鮮は最近、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)一帯と咸鏡北道舞水端里(ハムギョンブクド・ムスンダンリ)近隣で移動式発射台(TEL)にムスダンミサイルなどを装着したまま起動している様子が韓米情報当局によって確認された。しかし文報道官は北朝鮮が実際に発射をするのかについては具体的に言及しなかった。

文報道官はまた咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)の核実験場がいつでも核実験できるよう準備を終えた状態なので、最高指導部が決心さえすれば核実験を押し切る可能性もあると話した。

 
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が先月15日に核弾頭を装着したミサイル試験を指示したことを考慮し、実際に発射する可能性もあると軍当局はみている。国防部当局者は「北朝鮮で最高指導者の指示は何よりも優先する絶対真理なので、これを履行するための準備レベルの可能性がある」として「(4月)15日は北朝鮮が最大の記念日と感じている太陽節〔金日成(キム・イルソン)の誕生日〕なのに加え、来月に7次党大会を控えており、武力示威を通した対内結束の強化を図る可能性が高い」と話した。

ムスダンミサイルは射程距離3500キロ前後の中距離ミサイルで、グアムを射程圏に置いている。このため実際に発射するためには運航中の船舶と航空機の保護のため航行禁止区域宣言が必要だ。だが北朝鮮が奇襲的に発射する可能性もあり軍当局は注視している。

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