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【コラム】韓米同盟が備えるべき世界の突発事態(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.14 13:44
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韓半島(朝鮮半島)をめぐる安保環境がますます複雑になっている。第4次核実験を断行した北朝鮮は米国をターゲットにできるミサイルエンジンを開発したと主張し、ソウルとワシントンを威嚇している。非武装地帯(DMZ)から目を離してはいけない最悪の時期だ。

だが国際社会、国連安全保障理事会と米軍が韓半島の不安定な状況に対応するには、世界のほかの場所で起きることも常に見回さなければならない。韓国戦争(朝鮮戦争)の間にも米国は西ドイツに対するソ連の威嚇を阻止するために5つの歩兵師団を欧州に派兵した。金日成(キム・イルソン)は休戦を破って韓国を「解放」させるために必要な5つの条件を列挙したという。最初に、主要強大国であるソ連・中国・米国の間の力の配列が北朝鮮にとって有利に変わることだ。2番目、韓国で蜂起が発生することだ。3番目、米国の視線をそらすような重要な事態が欧州や中東で発生することだ。

 
韓国で蜂起が発生する可能性はこれ以上ない。だが強大国を分裂させたり米国の視線を奪ったりする可能性のある潜在的な紛争地域は十分に多い。現在の世界の他地域の安保脅威は統制するに値する。だが今後10年以内に発生しうる突発事態はどんなものがあるのか確かめてみるのは有用な作業だ。4つの脅威がある。

最初に、ロシアがバルト海の地域に進出を試みることだ。ウラジミール・プーチン大統領はウクライナで西欧の要求を無視して利益を得ることに成功した。彼はクリミアを持っていった。第2次世界大戦後、最初に欧州で武力による主権の侵害が発生したのだ。プーチンは分離主義者を継続支援することによって主権国家であるウクライナを不安定な状態に追いやっている。

ロシアの経済事情が良くないのは事実だが、プーチンは「筋肉質」な外交政策のおかげで人気を維持している。経済がさらに悪くなれば、より攻撃的に武力を使用する新たな対象を物色するかもしれない。そのような場合、バルト海諸国が有力だ。エストニア・ラトビアの人々の3分の1がロシア語を使う。彼らの住居地はロシア国境に集中している。彼らの「権利」を保護するとして、これらの国を侵攻する可能性がある。これはまさに北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対する侵攻を意味する。新たな冷戦構図が組まれるだろう。だがNATOが適時に対応できるだろうか。結果的に国連安保理が深刻に分裂することになり、米国の地上軍を欧州に増派しなければならないという要求が漸増するだろう。


【コラム】韓米同盟が備えるべき世界の突発事態(2)

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