<韓国総選挙>国会権力、16年ぶり野党へ…朴大統領、残りの任期は険しい道(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.14 08:38
朴槿恵(パク・クネ)大統領が「与少野多3党国会」という新しい状況を迎えた。執権4年目を迎える朴大統領としては予想していなかったことだ。前日まで過半議席に対する期待を捨てていなかった青瓦台(チョンワデ、大統領府)は衝撃を受けた。青瓦台の参謀らは「これほどとは思っていなかった…」と言葉を続けられなかった。ある参謀は「残りの任期、国政をどう運営していくか心配」と話した。
朴大統領が処理を強く要求してきた労働改革法案やサービス産業発展基本法案など争点法案は、第19代国会の残りの会期内の処理はもちろん、第20代国会での処理も不透明になった。国政の運営を最後まで安定的に後押しする強力な執権与党を作ることができず、共に民主党と国民の党という野党2党と「与少野多」状況で新たに交渉をしなければいけないためだ。