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【社説】金融緩和だけでは経済回復できないというアベノミクスの教訓=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.12 08:42
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円安はアベノミクスの核心だ。金融を緩和し円を下げることで輸出企業が生き返り消費が増える。そうした上で構造改革を通じて経済体質を変え失われた20年を整理するというのがアベノミクスの構想だった。円安のため安倍首相は中央銀行総裁も自分の味方に変えた。「突撃隊長」と呼ばれる黒田東彦日本銀行総裁だ。黒田総裁は無制限の金融緩和でアベノミクスを支援した。

2月には史上初めてマイナス金利を導入した。劇薬処方を通じてでも金融を緩和し人為的に「円安」を作り出すという意志だった。だが為替相場は安倍首相や黒田総裁の思い通りにはならなかった。1ドル=120円台だった円は今年に入り急に上昇し、きのうは107円と18カ月ぶりの高値水準を記録した。米国の金利引き上げが先送りされ世界経済に対する懸念が大きくなり円が安全資産として浮上したためだ。世界の主要金融会社は年内に100円台を割り込むと予想している。

 
円安が消えればアベノミクスも失敗する可能性が大きい。円安→輸出活性化→企業業績改善→投資活性化→賃金上昇→消費活性化の好循環構造が根元から崩れるためだ。2012年のアベノミクスの開始から昨年中盤にかけ円は3年間で38%急落した。日本企業の利益が増え日経指数は同じ期間に9000円台から2万円台を突破した。だが急な円高はこれらすべてを原点に戻している。構造改革はおろそかにしながら金融を緩和し景気を浮揚させた結果は結局“瞬間的な効果”だったという事実をアベノミクスが全身で雄弁に語っているわけだ。

韓国には反面教師だ。セヌリ党は総選挙公約として「韓国版量的緩和」を出した。日本の量的緩和と異なり構造調整資金用に限定するとはいうが、金融緩和は金融緩和だ。いつかは金がなく構造調整ができなかった。お金だけ放出して構造改革を先送りすれば結果は明らかだ。国の借金だけ増やし不良企業主に良いことばかりさせることになるだろう。構造改革を先送りし底の抜けた甕に水を注いだ日本のようにならないよう構造調整の手綱をさらに固く引き締めなければならないだろう。

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