「歴史を消す」安倍首相のラブコール…オバマ大統領が広島訪問の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.11 07:50
オバマ米大統領が来月、第2次世界大戦当時に原子爆弾が投下された広島を訪問する可能性がある。ワシントンポスト(WP)は9日(現地時間)、米国の現大統領では初めてオバマ大統領が広島を訪問することをホワイトハウスが検討中だと、日本発で報じた。
ワシントンポストは任期初年度の2009年に核兵器なき世界を掲げたオバマ大統領が、任期最後の年を迎えて広島を訪問する象徴的な動きがあるべきだという雰囲気がホワイトハウスで形成されつつあるとし、このように伝えた。オバマ大統領は来月26、27日に三重県伊勢志摩で開催される主要7カ国(G7)首脳会議に出席する。広島訪問はこれに合わせて検討されている。
ワシントンポストは特に米政府要人の話を引用し、オバマ大統領が広島で演説をする可能性もあると伝えた。演説が行われる場合、先月ワシントンで開催された核安全保障サミット以上に国際的な関心を引く可能性があるという見方を示した。