ギャラクシーS7・半導体・為替の三拍子…サムスン電子、営業利益6兆6000億ウォン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.08 11:11
サムスン電子が7日、今年1-3月期の実績を発表し、営業利益を6兆6000億ウォン(約6200億円)と明らかにした。当初の予想を大きく上回る「アーニングサプライズ」だ。ギャラクシーS7の早期発売による販売好調、プレミアム製品を中心にした半導体部門の善戦、そして為替差益という「三拍子」がそろったおかげだ。
今回のサムスン電子の営業利益は前年1-3月期(5兆9800億ウォン)はもちろん、電子業界の需要ピークである10-12月期(前期6兆1400億ウォン)よりも多い。電子・証券業界では当初、半導体価格の下落が続き、サムスン電子の実績にマイナスの影響を与えるという予想が多かった。証券情報会社エフエヌガイドが先月末に出した主要証券会社の1-3月期営業利益予測値平均は5兆ウォン台前半だった。一部では4兆5000億ウォン台という厳しいという見方もあった。