バナナ味チョコパイに続きバナナマッコリが登場した。

韓国マッコリメーカーの大手・麹醇堂は、今月８日からコメから作った伝統酒にバナナで味つけした「米マッコリ　バナナ味」を全国ディスカウントショップやコンビニエンスストアなどで販売すると７日、明らかにした。製品容量は７５０ミリリットル、アルコール度数４％だ。価格は大型ディスカウントショップ基準で１７００ウォン（約１５９円）。

新商品「米マッコリ バナナ味」は米国・英国・中国・日本など１１カ国で発売される。米国や中国などではすでに発売が始まっており、英国やグアテマラ、ラオスなどにはまもなく輸出する予定だ。

「米マッコリ　バナナ味」は生米発酵法で醸した酒にバナナピューレを入れてバナナ特有の食感とマッコリの味を同時に生かしている。麹醇堂側は、炭酸の清涼感とバナナの甘さが調和した、ライトで飲みやすい酒類だと説明した。

麹醇堂は「米マッコリ バナナ味」の海外発売を控え、先月初めに日本の「ＦＯＯＤＥＸ　ＪＡＰＡＮ　２０１６（第４１回　国際食品・飲料展）」、中国の「第９４回全国糖酒商品交易会」などに参加して現地の人々から手応えを得ていた。また、国内の七星ポチャや日本・香港などで事前マーケティングを行い、良い評価を受けている。先月は米国インターナショナルイースタンワイン・コンペティション（Ｔｈｅ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｅａｓｔｅｒｎ　Ｗｉｎｅ　Ｃｏｍｐｅｔｉｔｉｏｎ）など海外主流品評会で入賞した。