韓国国防長官「北の核小型化、相当なレベルに進展」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.07 13:11
韓民求(ハン・ミング)国防部長官が6日、「北の核小型化が相当なレベルに進展した。しかし最近公開された核爆発装置だけを見て小型化を達成したかどうかを確認するのは難しい」と述べた。また「早ければ年内に北が新しく開発した300ミリロケット砲を実戦配備するだろう」という見方を示した。この日に行われた国防部出入り記者のインタビューでだ。北朝鮮の核能力に対して保守的に評価してきた国防部長官がメディアを通じて「進展」に言及したのは異例だ。1月の発言と比較しても変化が感知される。韓長官は北朝鮮の4回目の核実験(1月6日)直後、カーター米国防長官との電話で「北の核保有を認めない」と述べた。しかし今回は北朝鮮の核技術レベルを認める発言をした。北朝鮮の核兵器保有が予想より早くなるという観測が出てくる理由だ。
韓長官は北朝鮮の核技術進展の根拠を大きく3つ挙げた。▼北朝鮮の最初の核実験から10年経過▼(通常4、5回の核実験後に核兵器を保有する)他国の核開発過程▼(4回の核実験を通じた)ある程度の核小型化技術確保の可能性--だ。