韓米同盟の3大軸を揺さぶるトランプ氏「朝日戦争が発生しても不介入」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.04 14:31
米国の大統領選挙の波紋が「コリア」にまで広がっている。共和党候補指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏が連日、在韓米軍の撤収、韓国の核武装に言及しているからだ。韓半島(朝鮮半島)紛争不介入まで主張した。韓米同盟の3大軸を脅かす発言だ。トランプ氏の発言が持つ意味と現実化の可能性をチェックする。
韓国外交部が米共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏に対する分析を始めた。トランプ人気が高まり、トランプ氏が共和党大統領選候補に選出される可能性が高まったからだ。特にトランプ氏の外交政策の中には、在韓米軍の撤収など韓半島状況を揺るがす内容が少なからず含まれている。
トランプ氏は3月26日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)のインタビューで、「韓国と日本が米軍駐留費用分担を大幅に増やさなければ撤収するのか」という質問に対し、「楽しいことではないが、喜んでそうする」と答えた。NYTは「日本と韓国が北朝鮮と中国に対応して独自の核兵器を製造することを容認できるとトランプ氏が述べた」とも報道した。