SKイノベーション・旭化成間の「分離膜関連訴訟」まとまる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.01 16:08
電気自動車用の二次電池やスマートフォン用バッテリーなどに入る核心素材のリチウム二次電池分離膜(LiBS、以下分離膜)をめぐる世界1位、2位の企業間での法廷争いが終わった。分離膜業界で世界2位の企業であるSKイノベーション関係者は31日「最近、業界1位のセルガード(現旭化成)と分離膜関連特許訴訟を決着させることで合意した」として「関連訴訟が一段落しただけに法律紛争にともなう負担を減らし、技術開発だけに力を注ぐことができるようになった」と明らかにした。両社の合意により和解条件などは公開しないことにした。
◆3年で法廷争い合意
分離膜は電気自動車用バッテリーだけでなくノートブックやスマートフォンなどに使われる核心部品だ。分離膜は3~4マイクロメートル(100万分の1メートル)の薄い高分子フィルムの形で、バッテリーの陽極と陰極の間に入って爆発や発火のような異常作動を防ぎ電池の安全性を高める役割をする。