米中首脳会談を控え…米中外務省が「THAAD舌戦」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.31 10:21
米国のオバマ大統領と中国の習近平国家主席が6カ月ぶりに会談する。習主席は31日(現地時間)から開催される核安全保障サミットに出席するため米ワシントンを訪問する。両首脳は核安保サミットの前に2カ国会談を行い、韓半島(朝鮮半島)問題など国際情勢全般について幅広く議論する予定だ。チェコ国賓訪問を終えた習主席は30日にワシントンに向かった。
昨年9月の習主席の国賓訪問以来、両首脳がワシントンで再会するが、会談の雰囲気は明るくないと見方が多い。南シナ海問題、サイバー安保などの重大懸案のほか、近く発足する台湾民進党政権との関係確立、高高度ミサイル防衛体系(THAAD)の韓半島配備などが新たに懸案に加わったからだ。米中両国は首脳会談の前からTHAAD問題をめぐり対立する姿を見せた。