共同選挙対策委員長の量的緩和論に、韓銀総裁「韓国は先進国とは違う」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.31 09:53
「韓国の状況は先進国とは違う」。
来月1日の就任2周年を控えた韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が30日に開いた記者懇談会でした話だ。李総裁は「先進国が量的緩和やマイナス金利を導入すると韓国銀行も緩和基調を拡大しなければならないという主張が少なくない」とした。前日与党セヌリ党の康奉均(カン・ボンギュン)共同選挙対策委員長の発言を狙ったものだ。康委員長は「韓国銀行が産業銀行債権と不動産担保証券(MBS)を買い取る韓国版通貨緩和政策を展開しなければならない」とし量的緩和政策をセヌリ党の選挙公約として掲げた。