韓国軍、北核・ミサイルへの備えに総力…21年までに226兆ウォン投入
ⓒ 中央日報日本語版2016.03.30 15:55
韓国国防部は30日、2017~2021年国防中期計画を発表して戦力の運営と防衛力の改善分野に投入される国防予算226兆5000億ウォン(約22兆1290億円)を確定させた。
ことし発表された国防部の中期計画は、まず北朝鮮の核ミサイル打撃のためのキルチェーン(Kill Chain)に5兆4000億ウォン、韓国型ミサイル防衛、KAMD(韓国型ミサイル防衛体系)戦力に2兆5000億ウォンを配分した。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の探知能力補強のための「弾道弾早期警報レーダーⅡ」と北朝鮮の戦力網を破壊するための「炭素繊維弾」戦力化が新規に反映されたほか、高高度無人航空機(UAV)と長距離巡航ミサイル「タウルス」、パトリオットの性能改良など13件の戦力化は対象期間中に完了する。